2014年8月3日日曜日

浜松の渓流釣り No.4

 天竜川水系 西川支流 小芋川





* 時間、距離、標高はおおよそです
  画像をクリックすると拡大します *


  2004年小芋川(こいもがわ)に天竜川漁協の立て看板が出た。
  小芋川の漁業権を天竜川漁協が取得し
  小芋川での釣りは天竜川漁協の入漁券が必要と言う内容だった。




  私を含めて多くの釣り人が西川支流の小芋川は
  天竜川漁協の管轄と思い釣行していたと思うが
  
  秋葉ダムから上流を管理する中部天竜に漁業権が
  あったということを、この時初めて知った。





  小芋川は落合橋の上流で西川左岸に流れ込む
  ここから上流5km程の釣り場を持つ小渓流だが

  この渓口から上流600mにある第2堰堤(仮称)までが禁漁区で

  また中流域の500m程も遡行が厳しく危険度も高いので
  釣行はお勧めできない。

  実質4km程の距離の釣り場だ。



小芋川渓口 手前の流れが西川本流 奥が小芋川
2004年天竜川漁協が管理するようになって
この渓口から上流の第2堰堤(仮称)までの
600mが禁漁区になる


  小芋川は階段状の強い落差で 西川に流れ込むが  
  100mで最初の堰堤がある
  渓口の右岸に 吊り橋が掛かり 民家があるが民家の裏だ


小芋川最初の堰堤 仮に第1堰堤とする
この堰堤下のプールでいい思いをしたので 
西川を釣り上ってくると必ずここで竿を出した
 しかし今は禁漁区で竿を出せない



  第1堰堤(仮称)上も階段状の渓相だが
  すぐに円筒状の深い滝壺の滝があり
  ここから上流の第2堰堤(仮称)までは 瀑流地帯で釣りは不可能だ。

  禁漁区になっても失われた釣り場はごく僅かだ。





  落合橋から急な坂道を上がっていくと
  小芋川の左岸に沿って道がある。
  
  以前は擦れ違いもままならないような細い道だったが
  現在道路の拡幅工事が行われていて(2014年)
  これにより禁漁区の瀑流地帯が明らかになった。


小芋川沿いの樹が切り倒されて
今まで暗くて見ることさえできなかった
瀑流地帯が明るく開けて明らかになった
滝や渕が連続して迫力の渓相だ

  小芋川沿いの坂道を上がり切る途中に第2堰堤(仮称)がある。
  

第2堰堤(仮称) 現在道路の拡幅工事中で
足場が組まれて分かりにくいが 堰堤と
言うよりは堰だ此処より下流は滝の連続だ

  第2堰堤(仮称)から渓口までの下流が禁漁区になっている。

  ここから釣り上ると落差もあり 初心者には厳しいかもしれないが
  遡行は可能で400m程で 左岸に釜ヶ沢が流れ込む。


釜ヶ沢 この付近は流れは穏やかだ
小芋川沿いの急な坂道を上がり切ると
釜ヶ沢が流れ込む

  釜ヶ沢流れ込みの上流に夏秋橋
  

夏秋橋 最近できた林道の橋で
確認はしてないが中日向地区へ
林道が通じているのではないか?


  釜ヶ沢から200mで夏秋地区へ上がる道がある


Uターンするように夏秋地区へ上がる道


  ここから300mほどで 道路脇に空き地があり車が止められる
  釜ヶ沢から500m上流だ



       
道路わきの空き地に車が置ける



  さらにこの200mほど上流にも 空き地があり

  釜ヶ沢から上流の道路が狭くて 車が止められる場所が少ないので
  この2ヵ所の空き地には 釣り人の車がよく止まっている



            
上流側の空き地
車が2~3台止められる



  釜ヶ沢から1kmほど釣り上がると 遡行が徐々に困難になり厳しさが増す
 


遡行に手間取って釣りどころではなくなる














  この先に滝があり 滝の下流2~300mは危険度が高く
  我々のような一般的な釣り師には向かない ベテランの釣り師向きだ
  どちらにしても滝は突破できないので 道路に上がって巻かざる負えない




  滝のすぐ上に道路から降りられるが 釣り上ると100m程で
  左岸から橋ヶ沢が流れ込んでくるが ここでまた遡行できなくなる


橋ヶ沢橋の下を通って滝で流れ込んでくるのが橋ヶ沢 
ここが突破できない

 

橋ヶ沢橋


  

  橋ヶ沢から下流4~500mは遡行の難易度が高く一般的でない
  下流から釣り上ってきたら 適当なところで竿を収め
  この間は遡行せず 橋ヶ沢橋の上流から再入渓することをお勧めする


橋ヶ沢の上流に掛かる橋 
手摺がグラグラで危険


  橋ヶ沢橋から上流2km弱で第3堰堤(仮称)



第3堰堤(仮称) 右岸を巻く


  第3堰堤(仮称)から500mで第4堰堤(仮称)



第4堰堤(仮称) ここは巻けないので
少し戻って道路に上がる



  私のお勧めは この第4堰堤(仮称)で納竿だが
  この先は 釣りのポイントも減って堰堤下のプール狙いだ


小さな堰堤や堰が連続している
堰堤のプールは道路から竿出しできる


  第4堰堤(仮称)から500mほどでゲートがある

  第4堰堤(仮称)からゲートまでには 4~5基の堰堤や堰が
  連続してあるが遡行はできない


ゲート 画面の左に小さな沢が流れている














  ゲートの先に橋が架かり、ゲートの手前を流れる小さな沢が
  橋の下流左岸に流れ込む

ゲートの先にある橋 橋名が旧開沢橋
になっている、小芋川の上流が旧開沢
河内川の上流が新開沢

  
旧開沢橋下流に流れ込む沢
水量は僅かだ
この沢から上流が旧開沢なのか?














  旧開沢橋を渡った先に鍋平林道の起点がある


鍋平林道起点











  旧開沢橋の上流300mで鍋平橋が架かり
  橋の上流にゲートから最初の堰堤がある


鍋平橋とその先にある
ゲートから最初の堰堤



鍋平橋を渡った上にある森林署の事業小屋


 さらに500mほどで堰堤が連続してある


2番目の堰堤 右岸を巻く この先
50mほどで3番目の堰堤


3番目の堰堤



  ゲートから3番目の堰堤の巻道を探すが
  両岸とも崖で右岸には小さな滝がある。

  ここで遡行をあきらめて納竿とした。
  
  小芋川は中流にある夏秋集落の名をつけて 夏秋川とも呼ばれている。



  以下も立ち寄ってみてください


     浜松の渓流釣り No.1 水窪 白倉川 

     浜松の渓流釣り No.1 水窪 白倉川 東俣沢

     浜松の渓流釣り No.1 水窪 白倉川 西俣沢

     浜松の渓流釣り No.2 戸中川 

     浜松の渓流釣り No.2 戸中川 東俣沢

     浜松の渓流釣り No.3 秋葉ダム湖の小渓群

     浜松の渓流釣り No.3 半血沢

     浜松の渓流釣り No.4 西川

     浜松の渓流釣り No.4 龍山 白倉川

     浜松の渓流釣り No.4 小芋川

     浜松の渓流釣り No.5 門桁川

     浜松の渓流釣り No.5 都沢

     浜松の渓流釣り No.5 伊老沢   
     
     浜松の渓流釣り No.5 ミヤノ沢    

     浜松の渓流釣り No.6 京丸川

     浜松の渓流釣り No.6 ボタン谷  NEW !

     浜松の渓流釣り No.6 洞木沢   

     浜松の渓流釣り No.6 小俣川   NEW !    





  *   最後まで付き合ってもらい ありがとうございます
      小芋川釣行には少しは役に立つでしょうか?

      渓流は危険がいっぱいです
      たかがサカナ 安全に釣りをしましょう

      渓流は絶えず変化しています
      当方の情報が最新で すべて正しいとは限りません

      事故等につきましては当方は一切責任を負いません
      自己責任でお願いします  *

グッドラック!



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。